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「モザイク」は消費者を体系的に分類する方法で、現在では世界各地の20カ国・地域をカバーしています。
消費者を地域環境によって分類する基準は、国ごとに異なります。もちろん、「モザイク」による日本の消費者の分類も日本固有のものです。日本には日本独特のモザイク・カテゴリーがあり、アメリカやイギリスのカテゴリーからの借りものではなく、まったく独自のものです。人口構成がまったく同じ国など、この世界に2つとありませんから、外国の基準をそのまま日本に当てはめることはできません。しかし、これらのカテゴリーの中には外国での分類との関連性を指摘できそうなタイプもあります。
たとえば、日本のグループA「大都市のエリート志向」のうち、「流行・情報の先駆者」(
タイプ1:六本木ヒルズに居住している人などが含まれる)は、ニューヨーク市マンハッタン地区の高級住宅街やロンドンのサウス・ケンジントン地区に住む人々のタイプと非常によく似ています。
いずれの地区にも非常に洗練され、国際的で、たいていは高収入を得ているのに狭い賃貸マンションに住む人がいて、彼らは高級ブランド品や外食に惜しげもなく金を使い、海外旅行には頻繁に出かけ、宝石その他のアクセサリーもよく購入しています。 |
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最近では国際的な企業や団体がグローバルなマーケティング活動において、その訴求対象を絞る上で「モザイク」のニーズが高まっています。
そこで私たちは、各国の「モザイク」タイプを比較・照合し、最も共通性の多いものを選び出す作業に取り組んできました。「モザイク」では20カ国・地域の市場を合計800のセグメントに分類していますが、現在ではこれを10種類の「グローバル・モザイク」グループというセットにまとめることができます。
今では国際的なブランドを展開する企業多くが、この10グループ分類を戦略的なセグメントとして使い始めています。これを用いますと、すでに進出している市場で、彼らの商品がそのセグメントに最もアピールしているか、そのセグメントは国によって違うのか同じなのかを見極めることができます。また、未開拓市場への商品紹介にあたっては、マーケティング活動の訴求対象を絞り込む際に、既存市場における顧客層のプロフィールを使って絞り込むことができます。
進出先のどこの国でも使える共通のセグメントを選ぶこと---それはブランド・イメージの統一性を守りつつ世界中にアピールしていく上で、非常に有効な手段とされています。
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